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■人材採用ノウハウ

起業関連  |

Hand of interviewer起業すると、いつかは社員を採用するタイミングがやってきます。ですが、採用というのはなかなか簡単ではありません。いつ、どのように、どんな待遇で採用してどうやって育てていくか。これが重要になってきます。

起業したからには早めに人手を集めたいと考える人も多いでしょう。ですが、事業が軌道に乗るまでは今いるメンバーだけで回していく方が賢明です。なぜなら、売上が安定していない状態で社員の給料まで支払うとなるとかなりの負担がかかってくるからです。1度採用したら、その社員に対する責任が発生します。業績が悪くなったからすぐに解雇、という訳にもいきません。採用計画は、自社の状況や景気動向をきちんと加味した上で立てていきましょう。

採用の際はまず、役職や給与、休日、勤務時間などの待遇を設定していきます。賃金体系は基本給以外の手当の支給基準や賞与、退職金など長い目で決めなくてはいけません。基本給を最初から高めに設定してしまうと、人件費の負担が重くのしかかってくることもあります。賞与やインセンティブでまかなう給与体系にするといいでしょう。ただ、あまりにも基本給が低いとなかなか優秀な人材を採用しにくくなってしまうため、いい塩梅に設定する必要があります。

肝心の採用方法にはいくつかの手法があります。自社に合ったものを選びましょう。

1.縁故をあたる

起業後はじめての採用の場合、最初は知り合いを当たるパターンが多いようです。以前職場で一緒だった人ならスキルや実績も分かっていますし、気心知れた仲間なのでおすすめ。採用する際のコストも最小限に抑えられます。前の会社に在籍している人を誘うときは引き抜きだと誤解されないようにしましょう。

2.ハローワークを利用する

無料で人材募集ができるのが1番のメリット。ですが、退職後に求職活動をしている人など応募者の範囲が限定されてしまいます。

3.インターネットに求人広告を掲載する

働きながら転職活動をしている人も含め、幅広い層からの応募が期待できます。ですが、求人広告の掲載には数十万円程度のコストがかかりますし、それだけかけても思った通りの成果が出ないこともしばしば。その際は、大手求人サイトよりも費用対効果が高いとされるindeedの活用がおすすめ。広告代理店を利用すると広告のクリック率が高くなり、採用の成功確率も上がります。

会社の発展にはいい人材が欠かせません。今後のことも見据え、会社の中で活躍してくれる人材を採用できるような採用フローを構築していきましょう。

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